家族で暮らす賃貸部屋選びのポイント

プライバシーを確保できる間取りが重要

単身ではなく家族で賃貸に住むならば、当然のことながらいくつか部屋数が必要になってきます。子供の人数や高齢者がいるかどうかにもよりますが、家族構成に合う間取りの建物を探すことが大切です。年頃で異性の子供がいるなら、子供部屋が1つでは過ごしにくいでしょう。夫婦だけの世帯であっても、1人で過ごせる部屋が欲しいという声も多いです。リビングとキッチンしかない家では、喧嘩したときなど困るものです。
賃貸の場合、後からリフォームはできない建物がほとんどです。部屋数を増やす工事などはできません。それもふまえた上で、不動産案内の際にプライベートを守ることができる間取りの家であるか確認しておくことが重要と言えます。

家族のライフスタイルに合った環境かどうか

子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、家族構成はさまざまです。家族で住む賃貸選びで忘れてはならないのは、家族みんなが快適に暮らせる環境であることです。不動産案内ではどうしても、内装や建物にばかり目がいってしまいがちでしょう。けれども外にも目を向けて、近所の様子を把握することが非常に大事です。
子供がいるならば学校の位置や公園の有無は確認しておかなくてはなりません。高齢者で持病があるなら、病院が近くになければ困ります。通学や通勤に使う最寄り駅までの距離や、道の混み具合も確認しておきましょう。年頃の女性がいるなら、駅からの道や周辺道路に外灯があるかどうか夜間の様子も確認が必要です。またマイカー通勤の場合は、渋滞の多い道路沿いでは大変です。
家族みんなが気持ち良く暮らせてこそ、住みやすい家と言えます。